VRChat雑記

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VRC技術市反省

vrc-tech.com

VRC技術市にワールドの技術書を書くということで参加した。その反省文を早速書きたいと思う。まずKPT(Keep,Problem,Try)で振り返ってみる。

Keep(よかったこと)

イベントに参加できたこと
年初からきちんとイベントに参加できたのは良かったと思う。今後もワールド力とか技術力を高めたいのでイベントには参加していきたい。挑戦したことはえらい。参加賞。やってみなきゃわからないことは多かった。

締切に間に合ったこと
まったく完成しないというレベルではなく、ある程度形になった状態で提出することができた。また徹夜とか無理なスケジュールは組まず、技術市だからとフレンドと遊ぶのを避けたりもせず、ちゃんとかけたのでよかった。

はじめて技術書がかけたこと
人生初!ということで頑張ってかけました。執筆にはRe:View StarterというITエンジニア系の技術書のスタンダード的なもので書くことができてよかった。わりとあこがれだったので、やってみれば案外できて嬉しかった。

自分の曖昧な理解の場所がわかる
書いたあとでふと、これってホントだっけ?と調べることで知識を確かにできる。人に説明すると理解が深まる典型。

Problem(課題)

序盤だけで息切れ
これはもう最大の反省。第一章ということでワールドのチュートリアルを丁寧に書いたのだが、丁寧にやろうとしてかなり疲れてしまった。その結果誰のために書いていたのか、当初の目的を見失ってしまった。

これはある意味しょうがないとも言える。本というのは長い。ブログの記事を10個くらいくっつけてできるようなものではないと思う。ちゃんと一貫性をもたせて長文を書くのはなかなか難しい。もうちょっと技術同人誌のお作法などを学ぶべきだった。短距離走ばかりでは長距離走のペース配分は身につかない。

本を書くまでが遅かった
メモ、下書き、ラフ、清書…。この流れは普通なように思えるけれど、自分にはちょっと良くなかったと反省。最初から清書しながら書くべきだった。メモ、下書きでは自分に甘くなってしまい、今はアイディアをざっくばらんに出そうと落書きして、本にするときには結局大幅な修正が必要になり苦労した。

いわゆるアジャイル開発などでMVPだとか車を作るプロセスではタイヤからではなくスケボーから作れと言われているものだ。読み手が読んで価値のあるものを作り続けなければならない。自分用のメモばかり積み上げても読み手には価値が届きづらい。

ユーザーヒアリング不足
求められるものはなにか、まず市場をちゃんと調査するべきでしたね。スタートアップとかでもあるあるな悩み。わかっていつつも…。

Try(つぎがんばろう)

日頃からアウトプット頑張ろう
今回技術書を書くのに苦労した原因としては、普段から実は技術関連の記事を書いていなかったことに起因するのでは?と思った。簡単なことでも、些細なことでもきちんと文章にまとめることはとても大切だ。技術書として1から書くよりも、普段から書いていることをまとめ上げるほうが楽。なので技術書として書くものに困らないぐらい日頃から書いたほうがいい。

締め切り駆動を有効活用しよう
締切日が遠いほど人間はだらけてしまう。なので小さく締切日を設けつつ、ちゃんと最終的な形式でアウトプットしつつ加筆していくこと。カレンダーなどにきっちり予定をいれてちゃんとタスクとして認識していこう。

身近で困っている人の助けになろう
最初はただそれだけでよくて、細かくそれをまとめることで有用な情報の集まりになるのだろう。誰も欲しがらないということはなくなる。そうして小さくやっていくことで、実はみんなここらへんこまってるのでは?という直感などが養われるのだろう。困っている人助けを小さく細かくやることが大事だと感じた。

その他感想

* 何度心折れそうになったかわからない、よく逃げませんでした。
* 締め切り駆動大事だなとホントに実感しました。もっと活かそう。
* もっとブログ書いたりしよう。絶対役に立つ。参考にしたURLとかもまとめておこう。
* みんないい本ばっかりだな…たすかる…
* 自分はまだまだだと思いました。もっとがんばらなきゃ。